昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大根食べたい

学生時代に所属していたワンダーフォーゲル部は、 冬になるとスキー合宿をするのが恒例だった。 ザックとスキー板を担いで夜行列車に乗り、信州へ。 その頃のスキー場は、ユーミンの流行りのゲレンデソングが流れ オシャレなスキーウェアに身を包んだ若者た…

素敵な落とし物 〜ディスプレイあれこれ〜

木の実を愛するがゆえ 木の実が集まってしまいました。 多種多様な姿が 美しいのです。 こちらは どんぐりやセイヨウトチノキ、クルミなど。 木のお皿に ガラスもすてき 羊の角みたいな不思議なカタチの木の実や その名も「シープホーン」 巨大な豆の鞘も。 …

大事なものは引き出しのいちばん奥にあるのかも

ブログ書こうなんて思って はて、何を書こうかと頬杖ついて パソコンの画面をいくら眺めても 結局なんにも出てこなくて諦めることがある。 何かあるかなと 片っ端から開けた頭の中の引き出しは ぜんぶ空っぽで すっからかんで ひっくり返してパンパン叩いて…

光と影、心象

同じ場所でも 光ひとつで ものの見え方って変わりますね。 差し込む角度とか朝と夕方とか、そういう違いで こんなにも印象が変わるものかと思います。 明るければいいというわけではなくて 光があって影があるから 美しいのだな、きっと。 真っ暗な部屋にい…

メイプル・ストリート物語

彼と出会ったのは新緑が眩しい季節、よく晴れた日の夕暮れだった。 彼のフレンチ・ブルドッグは クリーム色の毛並みがきれいでまだ小さかった。 短い足でよちよち歩いたかと思うと ふいに立ち止まる。 その気まぐれに辛抱強く付き合って 長身の彼が歩幅を小…

色気のないリビングで小さな夢をみる

息子の受験まで、5ヶ月を切った。 ここまで来たら もう早く終わってほしいと思う気持ちと もう少し一緒に走っていたい気持ちが 入り混じっている。 私は下手っぴな伴走者で、時にランナーの心を掻き乱し揺さぶって 一緒に泣いたり笑ったり、上手いことやれ…

移ろう

夏のお疲れ 出ていませんか? 私はなんだか、靄がかかったように 思考がまとまらず…。 そんな時間に 抗いもせず 身を任せていました。 インテリアをちょこっといじってみたり なんとなく夏から秋へ移ろうような雰囲気に ガラスたちをぼんやり眺めたり きれい…

親の味覚 子の味覚

私のブログをずっと読んでくださっている方は 薄々お気づきかもしれないが、 私の料理は、切るだけ、漬けるだけ、焼くだけ、煮るだけ、揚げるだけ と、“○○するだけ”が多い。 つまりは料理に対する情熱が薄いのだろうと思う。(他人事みたいだけど) まあでも、…

やっぱり食べたくて作ってみた

「暑いのは飽きた」だの「和栗が食べたい」だの ワタクシさんざん 秋だ秋だと言っておりましたが、 夏に心残りが ひとつだけございます。 それは、水羊羹を食さなかったこと。 こし餡派のワタクシ、のどごしツルンの冷たい水羊羹が 子供の頃から大好物。 し…

タケコ女史のこと

タタン タンタン タン タタン…♬♪♬ 今日も迫り来る あのメロディ。 ゴミ収集車が来ましたよ〜の合図だ。 ゆっくりと だが確実に近づいてくる。 あぁ、もう少しで洗濯物が干し終わるのに。 しかし、そんなこと言ってられない。 今日こそ、私が決める番だ。 洗…