昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

捨てなくても大丈夫(?)

やめてみよう、と思っていることがあります。

それは「ディフューザーを買う」こと。

 

いままでなんとなく、玄関とトイレ、廊下の棚に置いていました。

でもこれ、ホントに“なんとなく”なんですよね。

なんとなく いい香りがすると気分がいいかも。

なんとなく おしゃれな感じがするかも。

で、なんとなく続けてしまっていた。

よくよく考えて

自分のなかで どうしても続けたい習慣ではないと気づきました。

 

一方で お香を焚いて

たゆたう煙を眺めながら 香りを聞く

その行為はずっと好きで続けてきたこと。

香りの習慣は この際 お香だけにしてみようと思います。

 

ちょうどひとつ 使いきったディフューザーがあったので 

容器を洗って 資源ゴミに出しました。

でも、なぜか回収されなかったのですよね。

ビンじゃないのかなあ、これ。

持ち帰ったら

夫が「もらっていい?」というのであげました。

 

あら、いいじゃない💡

数日後 こんなふうに飾ってありました。

上にのってるのは鉱物で フローライト(蛍石)。

窓辺に飾ると 光が透けてとてもきれいです。

捨てずに闇雲にとっておくのではなく

こうやって活かすのって 好きだわ。

(ちなみにこれは ニトリのものです)

 

つづいて 夫の本棚の不思議な光景。

シュール

バナナがブックエンドになっちゃってますね😆

このバナナはもちろんおもちゃで 息子が赤ちゃんのときに買ったもの。

ぎゅっと握ると グニャグニャ動くんです。

捨てようかなあ、なんて思っていたところ 

いつの間にか こんな使われ方をされてました。

ブックエンドにする発想、私にはなかったわあ。

 

お役目を終えたものも

処分する前に一度 頭を柔らかくして活かす道を考えてみると

目から鱗な現象が起こる…かもしれない。

 

まあ、なんでもかんでもとっておくのはアレですが

活かし方を面白がる余裕を持っていたいものだな

と 思った次第です。

 

 

そうそう、今ちょうど こんなMook本を読んでいまして…。

「捨てなくても大丈夫」宝島社 

人の家を見るのが好きっていうのもあって

ものを愛する人々のお部屋と インタビュー記事を興味深く見ています。

 

そこで改めて思ったのは

「ものを大切にする」とは

捨てずにしまっておくことではなく

きちんとものと向き合って 心を傾けること。

それが出来れば ものが多くてもいいんじゃないか ということです。

 

そして 大量のものを遺すなら

貰い手や 処分してもらうあてを見つけて お願いしておくこと。

さらに 処分のための費用も遺すこと。

 

捨てなくても大丈夫かどうかは そこまでの準備ができるかどうか

によるのだと思います。

まあでも、「死んだ後のことまで考えられない」という人もいるわけで😇

永遠のテーマですな。

 

 

おまけ

地味な写真ですみません。

これ、寝室の壁に開いている穴なのですが

私がヒスを起こして壁を殴ったわけではありません。

 

前オーナーの話によると

この壁の中に テレビの配線が入っているそうです。

(中古で購入した家です)

壁掛けにする予定が、結局しなかったみたい。

下地が部分的にないので破れやすいのですね。

手っ取り早く絵でも飾って隠したいところですが

位置が腰のあたりなので ちょっと変。

 

将来リフォームするときにきちんと塞ぐとして

思いつきで 遊んでみました。

こんにちは

フリー素材のイラストを参考に 切り絵を作ってぺったんこ。

少しもの足りないかなと、あとから三日月も追加して。

せっかくのいいお天気なのに
外にも出ないで せっせと穴を塞いでいた私。

あぁ、なんて地味なの とは思いません。

楽しかったから、いいのです。