昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

秋を逃すまじ

今日の私は活力に満ちていた。

ルーティンの掃除&洗濯の後、窓とか網戸まで拭きあげちゃって。

シーツと枕の洗濯している間に、張り切って草取りをして

まだまだ動けそうな勢い。

私にしては 上出来だ。

ダメな時は、休み休みでないと なにも進まないもんね。

やる気のバイオリズムが高いところにあるのかと思ったけど

もしかしたらこれは、暑さが少し和らいだせいかも。

いつものモワッとした重たい空気が、今日はそこまでじゃなかった。

 

すっきりと澄みわたった空を お月さまが

煌々と照らしながら渡っていった昨日の晩。

涼しいとまではいかなくても、ちょっぴり過ごしやすさを感じると

月もなんだか 秋の月に見えてくるから不思議。

 

大好きな絵本。
月に特別な思いを抱くのは、万国共通なのかな?

湯気を逃しているお風呂の窓からは、リーンリーンと耳触りのいい虫の音。

季節はちゃんと進んでいるんだね。

 

掌に乗るほどの この古い籠は、確か中国のもので

中に鈴虫なんかを入れて腰に下げ、その音を楽しんでいたそうだ。

昔の人はこんな風に、風流であることを競っていたような気がする。

私は、アロマオイルを染み込ませた布を入れて ディフューザー代わりに

している。

 

 

「春と秋が短い」とか「二季化」なんて聞くと、それはそうだなあと思う。

去年なんかは、ぼやぼやしていたら

秋をじっくり感じる間も無く冬になっていた。

秋が何より楽しみな私としては、大失態である。

今年は残暑にかぶせ気味に、秋を先取りしよう。

 

そうそう、もう栗のお菓子が店頭に出てるね。

栗は栗でも「和栗」って一文字増えるだけで

美味しさが何倍にも感じるマジック。

あれって、なんでだろう?

イタリア栗も捨てがたいし。

いや、いったん栗のことは脇に置いて

少し落ち着こう。

栗は逃げないんだから。

(栗以外にも目を向けようか)

 

とにかく、秋。

今年は楽しむぞ。