昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

どこに干すかはボンネットで決める

花粉がだいぶ少なくなってきたので、そろそろ洗濯物を外に干したいけど、このところは黄砂が気になる。黄砂情報をネットで見るのが面倒で、代わりに車のボンネットを見る。週末洗車したのに、もうまだら模様になっているのを確認して、今月いっぱいは浴室乾燥機のお世話になろうと決める。

 

窓ガラスや網戸を拭き上げ、サッシの溝にたまった汚れもあらかたとった。こういう細かいところの掃除には、使い終わった割り箸を再利用する。割り箸の先に、洗ってくり返し使えるペーパータオルをぬらして巻く。(輪ゴムで留めたらカンペキ!)  力を入れて隅々まで掃除できるので、気に入っている。

この間、息子が「お母さんはマツイ棒使わないの?」と言ってきたので驚いて「なんでそんなの知ってるの?」と聞き返したら、家庭科の授業で習ったんだそう。へぇ〜、なんかもう国民的掃除道具なのかなあ?

お母さんはマツイ棒の前からお母さん棒を作って掃除してたんだよと教えると、「すご〜い」と言ってくれた。国語では「アジャパー」という感嘆詞を習ったらしい。

 

実家の母から電話。雑談の途中で、「ザワつく!金曜日」に出てきた「台湾まぜそば」というカップ麺が食べたいのだけど、スーパーにもコンビニにもないのだという。 

「すごくおいしそうに食べてたのよ。本場の味に負けないって」と言うのでネットで探したら、すぐに見つかった。12個入りをその場で注文してあげたら、楽しみ〜と喜ぶ。かわいい人だ。

あなたに言えばなんでも叶うと、人を魔法使いのように言うので、電話をあてた耳のあたりがこそばゆくなった。

 

息子が学校から帰ってくるなり「お母さん、すねと腕の毛を剃ろうと思うんだけど、どうかな?」と言う。ランドセル背負ったまま、まっすぐな眼差しでいうセリフかしらと思いながら、とりあえず中に入るよう促す。よくよく聞けば、クラスの女子に「毛が濃いね」と言われたことを気にしているらしい。なるほど、そういうことか。近頃じゃ、毎朝髪をブラッシングするし、服にもこだわりが出てきたもんね。

「お母さんが小学生の頃はもっと濃かったよ。女の子だったから少しは気にしたけど、堂々としてた」とか「剃ったりすると余計に濃くなるよ」とか聞かせていたら、気にしないようにする、と案外すんなり納得したのでよかった。

成長していくのは頭ではわかっているつもりだけど、いざ声変わりなんてしたら、きっとうろたえてしまう。いや、わりと面白がれるのだろうか。懐かしくなって、息子のかわいい声が入った動画は見返すだろう。

 

ハナミズキがほとんど散ってしまった。

近頃また肌寒くて、買ってきたアイスクリームがなかなか減らない。