昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

鏡を置いて、何を見る?

1ヶ月半ぶりに美容院へ行った。(坊主にはしなかった)来週、学校の保護者会があるので、その前に小綺麗になっておきたいと思ったのだ。

担当の美容師さんは二人の娘さんのお母さんで、上の子は息子と同学年ということもあって、話題は子どものことが多くなる。話を聞いていると、女の子の方が断然しっかりしていると感じる。もちろん個人差はあるだろうけれど。そしてすでに、反抗期が始まっているらしい。

まだ幼いところがある息子も、そのうち反抗期に突入するんだろうか。やさしい性格だから、反抗期もマイルドなのか。たしか反抗期って成長ホルモンが関係してるんだよね。

子は盛んに分泌される成長ホルモンでイライラし、母は女性ホルモンの枯渇でイライラ。カラーリングの最中、オレンジページをめくりながら「これってホルモン戦争だわね」と思う。

(でも片方はホルモンがほとんどないんだから、なんか違うか…と どうでもいいことに思いを巡らす)

 

話題は共通の悩みである「シミ」になり。いまはもう、結構当たり前にクリニックにシミとりに行く時代らしい。大学生だって、脱毛やら二重まぶたやらにアルバイト代をつぎ込むのだという。そういえば電車で男子大学生の集団に遭遇したとき、全員の脛が素晴らしくツルツルでびっくりしたことがあった。そうか、そういうことだったんだ。私から見たら、そのままでじゅうぶん素敵だと思うけど。

でも、かくいう私も「髪を黒くしたい、肌を白くしたい」と他人からしたらどうでもいいことで悩んでいる。平和ボケだぁね。

 

 

自分に関心があるのはいいけど、それだけではダメよね。鏡を見る時間を少し減らして、鏡の外で起きていることも見なければ。「ホルモン戦争」はいつか自然に終わる。でも本物の戦争は、本気で終わらせようとしなければ終わらないのだ。

 

 

 

 

坊主って?と思ったら、こちらの記事もどうぞ

tsuke-mama2024.hatenablog.com