昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

欲しいのは、ものだけじゃなかった

出先で時間がなくて、でもなにかお腹に入れたくて、久々にマクドナルドへ。

そしたらセルフレジが置いてあった。前からあったかな?混んでる時に手を出すと後ろの人に気を遣って焦るから、空いてる今がチャンスとばかりにちょっと触ってみた。

 

こういうの、みんなサクサクできるの?すごいな。わたしは苦手。セットにしたつもりなのに、単品のハンバーガーやポテトがなぜか入ってしまっていて(いや、自分でやってるんですけど)、それをあわてて消したりしてどうにか注文できた。

 

うぅ、疲れる。こんなとき、やっと生きてるような気分になる…。

だったらおとなしく普通のレジに並べばいいと思うんだけど、最近どこもかしこもセルフレジじゃないですか。もう避けては通れないんじゃないかって、慣れておかないとって思ってしまう。そうしないと、セルフレジでもたついて、後ろから舌打ちされるおばあちゃんになるもの。絶対なるもの。自信ある。

 

家電にはひたすら便利さを求めるくせに、こういうのには「待ってくれよー!」と言いたくなる。都合がいいのはわかってる。でもアメリカではもう、無人マクドナルドがあるなんて聞くと、やっぱり「待ってくれー!」とさけびたい。「スマイル0円はドースルンデスカ?」

 

近所の八百屋さんで袋入りのみかんなんかレジに持って行くと、「あら、これちょっと傷んでるのがあるから取り替えてあげるね」と、こちらがなんにも言ってないのに交換してくれたりする。この八百屋さんの帰り道は、いつも心が明るくなる。「おじちゃん、おばちゃん、長生きしてね」と思う。買い物の満足度って、ほしいものが手に入るだけじゃないんだよなあ、と思う。

(個人商店っていいよねぇ)

 

 

そんなこと言いながら、ネットでポチポチ買い物してるのは誰でしょかね?