雑貨などをディスプレイするとき、少しばかりコツをつかむとより楽しめると感じています。そこで何回かに分けて、テーマごとにそのコツをご紹介していきたいと思います。
1回目のテーマは
※※※「かためて、つなげる」※※※
「横長」の出窓や棚に飾る場合に、なんだか間伸びしてしまう。
アイテム数が多くて、ただ並べただけに見えてしまう。
そんなときは、かたまりをつくってメリハリをつけてみましょう。
こちらは、ひとつめのかたまり。色味の似たガラス素材の雑貨を集めました。
差し色に、淡いイエローのコースターをいれてアクセントに。
コースターがステージのような役割をしてくれるので、小さな雑貨にも存在感が生まれます。
もうひとつのかたまりはこちら。
透明なものを集めています。
全景はこんな感じに。
これに小さな変化を加えたのがこちらの写真。
ふふ、間違い探しみたいですね。
左側にあったブルーのガラスを右側に移動しただけなのですが、色を飛ばすことで、かたまり相互がゆるやかにつながります。
横のラインの流れを自然につくりたい場合などに使える方法です。
また、ものの高低差を活かして、ひとつのかたまりの中に三角形をつくるように配置するとバランスよくまとまりますよ。
ちなみに、ひとつにまとめてみると…
ガラスの組み合わせなので、それほど圧迫感がありませんね。
ガラス以外のものや色の濃い雑貨を飾る場合は、色味をそろえアイテム数を減らすなどして、バランスをとるといいですよ。
* * *
今回は、かたまりをテーマにディスプレイしてみました。
異素材のアイテムを組み合わせてみても楽しいし、色やものの組み合わせによっても、ディスプレイは無限に広がります。
ちょっとしたコツを使って、暮らしのなかで飾ることを楽しんでみてくださいね。
※一部写真の差し替え、加筆を致しました。(3/19)
つづく