昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

NO MUSIC , NO LIFE

夕刻、部活が終わって息子が帰宅します。

手洗い、着替えを済ませると 冷蔵庫を見渡しておやつを見繕い

テレビの前に直行。

すぐさまリモコンに手を伸ばし YouTubeで流行りの音楽をチョイス。

それをBGMに スマホをいじくる

というのが最近のルーティンです。

もう 音楽なしではいられないって感じ。

静寂は去り 途端に賑やかになるリビングです。

 

いつ勉強始めるんだろう なんて思いながら

しばし一緒になって 音楽に耳を傾けてみますけど

早口で何を言ってるのか さっぱり聞き取れません。

「早口言葉みたい。よく噛まないで歌えるね」とつぶやいたら

「ボカロだから」と息子。

あぁ、ボーカロイドね。それなら母さんも知ってるよ。

 

たまに 字幕が入ってたりするので

目で追ってみるのですが 文字数が多くて読みきれないし

(若者は言いたいことがたくさんあるんだろうか…)

かろうじて読めたとしても いまいち意味がわからない。

(禅問答か哲学か…)

しかもアップテンポで 気忙しくて

聴いていると 頭がぼーっとしてきちゃう。

ずっとこの調子では 体力削られますから

早々にボリュームを下げてもらいますけどね。

(2階に行けばいいんだけど 負けた気がするから行かない)

 

昔はもっと 伸びやかな曲が多かったですよね?(誰に言ってるんだろう)

たとえば こんなのとか


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こういうの。


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1小節の使い方がなんとも贅沢じゃありませんか。

行間といいましょうか、小節と小節の間に

想像力と感情の広がりを待ってくれる 余裕があるんですよね。

まあ、ボカロとどっちがいい悪いではなくて

好みの問題ですけども。

 

ボーカロイドは老いることはありませんから

何年経っても いつ歌っても

おんなじ歌声っていうのは……

まあ、好みの問題です。

 

そういえば 若い頃

サザンかなんか聴いてた時 親に

「何言ってるかわかんない」って言われたことがあるなあ。

それと似たような感覚かもしれないですね。

(でも今はファンみたいです。CD聴いてる😆)

 

ちなみに昭和のアップテンポといえば、これ(?)


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吉さん、かっこいいなあ。

 

渋くなられて いまも素敵。


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音楽の世界は 自由ですね。

何を聴いても 何を好きでいてもいい。

音楽が身近にあって 

いつでも聴けるって 幸せです。

 

ただ 自由であることと

ダラダラ過ごすのは 別物ですから

そろそろ机に向かってもらいましょうか。

大丈夫。音楽は どこにも行かないから。