昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

月桃の実

いつの頃からか 月桃の実が好きで

場所はしょっちゅう変われど

家のどこかしらに飾るようになった。

 

いっとき ドライの実物は秋冬だよね と

夏の間などは仕舞い込んだりもしていたのだけど

ある時ふと思いついて 夏に月桃を飾ってみたら

意外によくて 気に入って。

月桃は夏もいいね となったのだった。

 

 

先日、お花屋さんで初めて 生の月桃の実をみつけた。

ドライになったものしか見たことがなかったので

ひとり静かに興奮した。

その実はまだ青々としていて 瑞々しく

生命力にあふれている。

これから少しずつ 赤く色づく姿を想像しつつ

このまま 青いままでいてほしいとも思った。

(葉が茗荷のそれに似ていると思ったら

ショウガ科ハナミョウガ属なんだそう。)

生の月桃を ゲットゥ!
すみません。やっぱり言わずにはいられない。

 

月桃の何がそんなに好きか とあらためて考えてみると

その造形が思い当たる。

ラグビーボールのような 楕円形の立体物に惹かれる。

その曲線に沿ってある 規則正しい凹凸。

なぜだかわからないけれど 萌える。

 


白い方は陶器で その昔に益子の陶器市で女性の作家さんから購入した。

そういえば 月桃をモチーフに作陶したそうで

中に月桃の実が入っていて そのまま持ち帰らせてもらったのだった。

好きになったきっかけは これだった💡

今も当時のまま。

最近は 庭のことばかり考えていて

インテリアにさして変化はないのだけど

玄関の茶色いインテリアには ちょっと手を加えてみたくなった。

植田佳奈さんの陶器を。涼しげになった気がする自己満足。

それにしても雨が降らない。

梅雨はいったい どこへ行ったんだろう。