昔、くじらぐもにのりたかった

暮らしとインテリアと、時々雑談

くじらぐもにはまだ出会えていない

ブログのタイトル「昔、くじらぐもにのりたかった」の由来は

小学1年生の時の国語の教科書に掲載されていた「くじらぐも」

という物語だ。

児童文学作家のなかがわりえこ(中川李枝子)さんが

教科書用に書いたもので、

当時暗誦するほど何度も読んで 大好きなお話だった。

なかがわさんは「ぐりとぐら」「そらいろのたね」等、

数々の名作を世に出し

となりのトトロ」のオープニングテーマ「さんぽ」の作詞など

幅広くご活躍であるが、その方が「くじらぐも」の作者でもある

というのを認識したのは だいぶ後になってからだった。

 

子どもの頃から雲を眺めるのが好きだった。

一面に広がる田んぼの どこまでも続く畦道に突っ立って

短い両腕を思いきり広げてみると

この大空はわたしだけのもの と気分まで大きくなれた。

快晴は つまらない。

穏やかな風に乗って 気まぐれにカタチを変えながら

流れていく雲を眺めていたい。

そのカタチを見て何かを連想するのも、飽きない遊びだった。

 

この間見た珍しいカタチの雲。

私は王冠に見えた。なんだか縁起が良さそうじゃない?

あっ!と見つけたときは、もっと整っていたのだけど

カメラを用意しているうちに少し崩れてしまって、

数秒のうちに跡形もなくなった。こうやって消えちゃうのもいいのだ。

これぞくじらぐも、という雲にはまだお目にかかれていない。

いつか 出会えるといいな。

 

***

 

タケコ女史にもらったブロッコリーとサラダ菜の苗が

だいぶ大きくなった。

時々、水をあげるくらいで

特別何もせず 成り行き任せである。

それでもサラダ菜は、何回か収穫した。

朝摘んで、洗って冷蔵庫に入れておき お昼に胡麻ドレッシングをかけて頂く。

シャキシャキで とてもおいしい。

早く次が育たないかなあと、食べてるそばから思う。

 

 

チランジアが開花した。

白くて細い花がふたつ。見えるかな?

隠れてしまっているけれど、向こう側にも もうひとつある。

そして、いちばん左に写っているのが「ビッグマミー」。

この最初の一株を購入したのは、当時住んでいた街の生花店

4年くらい前のこと。

それからどんどん子株がついて、そのうちふたつを間引いた。

小さい頃に間引いたせいか
育ちはゆっくりだけど、元気です!

実はビッグマミーには今、孫もくっついている。

親子3世代、数えてみたら総勢10株。

あんまり間引くと「もうわたしの役目は終わったのね」と

親株が元気を失くすと聞いたので、一度間引いた後はずっと大所帯のまま。

たくましいビッグマミーよ、あんたはえらい!

 

***

 

鬼滅の刃」を再読中。なんとなく、また。

第2巻、浅草で炭治郎が無惨に遭遇する前後、

私が釘づけになったのは

無惨の恐ろしさでも 球世さまの美しさでもなく

夜鳴きの屋台で炭治郎が注文する「山かけうどん」の6文字😋

今まで蕎麦ばかりでうどんで山かけは食べた経験がなかった。

ということで、作ってみた。

うどんもいける!
(具が多くてうどんが写ってないけれど😅)

月見山かけうどん、おいしい。

そうか、丼の中にも 雲って浮かぶんだね。